【ワードプレスの構築】ワードプレスをカスタマイズする 後編 - プラグインのインストール

ワードプレスの構築

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今回はアフィリエイト用ブログ構築の全体像でお伝えしている「ワードプレスをカスタマイズする」手順の中でプラグインによるカスタマイズについて説明します。まずは、最初にいつもの様にアフィリエイト用ブログ構築の全体像を掲載しておきます。

 

 

アフィリエイト用ブログ構築の全体像

アフィリエイト用ブログ構築の全体像のステップは下記にまとめています。

 

【ブログアフィリエイト講座】アフィリエイト用ブログ作成の全体像

 

ポイントを列挙しておきます。今回は黄色のマーカーに赤字で示した部分です。

 

  • ブログの目的を決定する
  • レンタルサーバーと契約する
  • ドメインを取得する
  • レンタルサーバーとドメインを紐づける
  • ワードプレスをサーバーにコピーする
  • ワードプレスをインストールする
  • ワードプレスの初期設定を行う
  • テーマを導入する
  • ワードプレスブログをカスタマイズする
  • ブログの全体像を設計する
  • キーワードを選定する
  • 記事を作成投稿する
  • ASPと契約する
  • ブログをメンテナンスする

 

 

ワードプレスのカスタマイズの概要

ワードプレスのカスタマイズの概略は下記に簡単に記載しました。

 

ワードプレスをカスタマイズする 前編

 

そこでも記載した様に、ワードプレスのカスタマイズは

  • テーマのカスタマイズ
  • ウィジェットのカスタマイズ
  • プラグインのカスタマイズ
  • PHPを使った本体のカスタマイズ

を組み合わせて行います。

 

この中でPHPを使った本体のカスタマイズについてはこのブログでは扱いません。

前編では、テーマのカスタマイズとウィジェットのカスタマイズを解説しました。

後半に当たるこの記事では、プラグインによるカスタマイズについて簡単に解説します。

 

ワードプレスのプラグインとは

ワードプレス本体は記事の編集・投稿などを行う管理画面とブログ記事を表示する機能を持っているがSEO対策やセキュリティ対策などは本体が提供するのではなく第3者が機能を追加できるような仕組みを取っている。

 

機能追加の仕組みを担うのがプラグインである。プラグインはPHPで作成されたプログラムであり、簡単に追加削除が出来る。

 

この記事ではプラグインのインストールについて導入時にインストールしておくと良いプラグインと共に説明していく。

 

 

プラグインのインストール

ワードプレスブログの管理者画面にログインします。

 

プラグインを新規にインストールする前に現時点でインストールされているプラグインの一覧を確認してみます。

 

 

現時点でインストールされているプラグイン一覧の確認

 

管理者メニューのプラグインの「インストール済みプラグイン」をクリックして、プラグインの一覧画面に移動します。

 

 

 

インストール直後に「Akismet Anti-Spam」・「Hello Dolly」・「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」の3つのプラグインがインストールされていることが確認できます。

 

初期にインストールされているプラグインはレンタルサーバーによって異なりますが、最初の二つはWordPress本体をインストールした時点でインストールされているものでたいていのレンタルサーバーでもそのまま残されています。

 

 

このブログでは、次のプラグインをインストールしていきます。

 

  • All In One SEO Pack
  • Classic Editor
  • Contact Form 7
  • Jetpack by WordPress.com
  • No Self Pings
  • WebSub/PubSubHubbub
  • WP Multibyte Patch
  • WP-CopyProtect

 

それでは新規にインストールしていきます。ただし順不同になります。なおプラグインのインストール後に、プラグインを有効化することでプラグインが利用可能になる。

 

 

まずはプラグインの新規掴画面に移ります。

 

 

 

プラグイン画面で「新規追加」ボタンをクリックします。すると「プラグインを追加」画面に切り替わります。

 

 

  • Classic Editorのインストール

ワードプレスでは記事の作成編集機能が提供されている。現在はグーテンベルクという名称で編集機能(エディター)が提供されている。このグーテンベルクは非常に機能が高いのだが、以前のワードプレスで提供されていたエディターの方が使いやすく感じる人が多い。というよりもグーテンベルクを使いこなせないのが実情だ。

 

そこで、昔ながらのエディターもプラグインという形で提供されている。それがClassic Editorプラグインになる。

 

「プラグインを追加」画面を見ると下記の様に先頭にこのClassic Editorが表示されている。

 

 

 

Classic Editorの右にある「今すぐインストール」ボタンをクリックする。

 

 

 

「インストール」と表示が変わったあと、少し時間が経つと下記の様に「有効化」という表示に変わる。

 

 

 

Classic Editorのインストールはこれで完了である。

 

 

Jetpack by WordPress.comのインストール

簡単なサイト統計情報提供・セキュリティやバックアップそしてパフォーマンスアップなどの豊富な機能を無料で提供してくれるプラグインがJetpackプラグインである。

 

豊富な機能を提供してくれているが、サイト統計情報の昨日やパフォーマンスアップの為だけにでも利用する価値がある。

 

Jetpackプラグインは上でインストールしたClassic Editorの真下に表示されている。

 

 

Jetpackプラグインの右にある「今すぐインストール」ボタンをクリックする。するとClassic Editorと同様「インストール」と表示が変わったあと、少し時間が経つと下記の様に「有効化」という表示に変わる。

 

 

 

Jetpackプラグインのインストールはこれで完了である。Jetpackプラグインの設定は後程解説する。

 

 

  • All In One SEO Packのインストール

世界中にある大量の記事からあなたの記事を知って訪問してくるのは、一つにはGoogleなどの検索エンジンで読者が何らかのキーワードで検索した結果にあなたの卯b労gの記事が表示されて、それを見て読んでみたいと読者が思ってくれたから来てくれている訳である。

 

では、読者はどの位検索結果を見るかというと、キーワードにもよるが、殆どの人が検索結果の1ページ目を見て、読みたいものが無ければ別の検索キーワードで検索するそうだ。つまり検索結果の1ページ目に表示されることが重要ということになる。

 

この検索結果の上位に表示させるためには、検索エンジンにとって最適な状況にしてあなたのブログを評価してもらう必要がある。そのための手法が検索エンジン最適化と呼ばれるもので英語の単語ではSEOと呼ばれる。

 

ワードプレスにはもともとSEOの機能が提供されているが、さらに強力な機能を提供してくれるプラグインの一つがAll In One SEO Packだ。

 

そこでAll In One SEO Packを表示させるために画面右側のキーワードと書かれた右側にAll In One SEO Packと入力していく。

 

おそらく下記の様にSEOまで入力した位で、画面にAll In One SEO Packプラグインが表示される。

 

 

 

All In One SEO Packプラグインの右にある「今すぐインストール」ボタンをクリックすると「インストール」と表示が変わったあと、少し時間が経つと下記の様に「有効化」という表示に変わる。

 

 

 

All In One SEO Packのインストールはこれで完了である。

 

 

  • Contact Form 7のインストール

外部の人がブログの管理人に何らかの形でコントタクトを取りたくなることがある。

 

そんな時は一つの方法としてはメールアドレスを記載する方法がある。しかし、メールアドレスを公開すると大量のスパムメールが届く事態となる。

 

もう少しましな方法がコンタクトのためのページを作り、そこからメッセージを送ってもらう方法になる。メッセージ自体はメールに送られるのだが、外部の人間にメールアドレスを伝えずに済ませる方法が使われる。

 

例えばGoogle Formsの様なものを想像してもらおう。

 

ワードプレスにコンタクト機能を追加するプラグインは大量に提供されているが、Contact Form 7プラグインは作成者が日本人と言うこともあり日本人が運営するブログでは人気がある。

 

Contact Form 7を表示させるためには、All In One SEO Packと同様にキーワードにContact Form 7と入力すれば良いのだが、Contact Form 7に限っては、キーワード欄をクリアすると、現時点では一番上に表示されている。

 

 

 

Contact Form 7プラグインの右にある「今すぐインストール」ボタンをクリックすると「インストール」と表示が変わったあと、少し時間が経つと下記の様に「有効化」という表示に変わる。

 

 

 

Contact Form 7プラグインのインストールはこれで完了である。

 

 

  • No Self Pingsのインストール

ワードプレスの初期設定を解説した際に「設定」メニューの「投稿設定機能」の中で、Pingという機能について簡単に説明した。

 

ワードプレスの初期設定を行う

 

ブログに記事を投稿したことを伝える機能なのだが、まさに上に記載した様に自分のブログ内の記事にリンクを設定すると、記事を投稿した際に自分自身にpingを送信する。

pingを送信された場合には管理人にメールを届ける様な設定になっているので、煩わしさを感じる。

そこで、自分自身にはpingを送らない様にするプラグインをインストールしておく。

 

それがNo Self Pingsプラグインである。

 

 

そこでNo Self Pingsプラグインを表示させるために「プラグインを追加」画面右側のキーワードと書かれた右側にNo Self Pingsと入力していく。

 

 

 

No Self Pingsプラグインの右にある「今すぐインストール」ボタンをクリックすると「インストール」と表示が変わったあと、少し時間が経つと下記の様に「有効化」という表示に変わる。

 

 

 

No Self Pingsプラグインのインストールはこれで完了である。

 

 

  • WebSub/PubSubHubbubのインストール

All In One SEO PacプラグインのところでSEOについて簡単に説明した。

 

Googleなどの検索エンジンの検索結果の上位に表示される様に検索エンジンに向けて最適化することだが、そもそも記事が検索結果の上位に表示されるためには、記事が投稿されたことを検索エンジンに認識してもらう必要がある。

 

それをインデックスされたというが、検索エンジンにインデクスを促すためのプラグインがWebSub/PubSubHubbubプラグインだ。

 

実はWebSub/PubSubHubbubプラグインは現時点は上でインストールしたNo Self Pingsの右側に表示されている。

 

 

 

WebSub/PubSubHubbubプラグインの右にある「今すぐインストール」ボタンをクリックすると「インストール」と表示が変わったあと、少し時間が経つと下記の様に「有効化」という表示に変わる。

 

 

 

WebSub/PubSubHubbubプラグインのインストールはこれで完了である。

 

 

  • WP Multibyte Patchのインストール

ワードプレスは日本語などのマルチバイト文字の対応が標準で組み込まれている。

 

しかし以前のワードプレスではマルティバイト文字の操作にやや課題が残されており、きちんとしたマルチバイト対応のためにWP Multibyte Patchプラグインが標準で提供されていた。

それがワードプレスもバージョンが5になって、きちんとマルチバイト文字に対応したと言うことか標準では提供されなくなった。

しかし、WP Multibyte Patchの内容が取り込まれたわけではなく実際はきちんと対応できていないのが実情です。

そもそも英語圏の開発者にはマルチバイト文字対応と言ってもそもそも何が問題なのか分からないと言っても過言ではない。

 

そこで日本語でブログを構築するのであればWP Multibyte Patchプラグインを必ずインストールした方が良い。

 

 

 

WP Multibyte Patchプラグインを表示させるために「プラグインを追加」画面右側のキーワードと書かれた右側にWP Multibyte Patchと入力していく。おそらく途中でプラグインがひょじされる。

 

 

 

WP Multibyte Patchプラグインの右にある「今すぐインストール」ボタンをクリックすると「インストール」と表示が変わったあと、少し時間が経つと下記の様に「有効化」という表示に変わる。

 

 

 

WP Multibyte Patchプラグインのインストールはこれで完了である。

 

 

  • WP Copy Protectのインストール

最後にワードプレスだけでなくブログに投稿した記事は「盗まれる」と思った方が良い。

極論するとブログそのものが盗まれてしまうかもしれない。

盗まれないまでもコピペされて記事の一部に使われることがある。

そこで、そういった行為を防ぐのがWP Copy Protectプラグインである。

 

このプラグインを導入することで、マウスの右クリックなどでメニューが表示されることがなくなる。これでコピペが出来なくなるわけではないが少し手間がかかって手動でのコピペが難しくなる。

 

 

 

WP Copy Protectプラグインを表示させるために「プラグインを追加」画面右側のキーワードと書かれた右側にWP Multibyte Patchと入力していく。おそらく途中でプラグインがひょじされる。

 

 

 

WP Copy Protectプラグインの右にある「今すぐインストール」ボタンをクリックすると「インストール」と表示が変わったあと、少し時間が経つと下記の様に「有効化」という表示に変わる。

 

 

 

WP Copy Protectプラグインのインストールはこれで完了である。

 

 

 

プラグインの更新

以上でワードプレスのインストール時に追加しておきたいプラグインのインストールは完了したので、次にインストールされているプラグインを最新にする。

 

まずはプラグインの一覧を表示する。

 

管理画面のメニュー「プラグイン」をクリックします。するとインストールされているプラグインの一覧が表示される。

 

 

 

一覧を見るとAkismet Anti Spamというプラグインにメッセージが表示されているので最新化する。(他はインストールしたばかりだから最新のはずではある。もし最新でなかった場合は最新化しておく。)

 

基本的に古いプラグインはセキュリティの脆弱性につながるので、最新にしておくことが必要だと思った方が良い。

 

 

 

プラグインの更新のためには画面の「更新」をクリックすれば良い。

 

 

プラグインの有効化

それでは引き続きインストールされたプラグインを有効化していく。

 

 

対象プラグインの選択

プラグイン一覧を見ると各プラグインに「有効化」と書かれている部分がある。

なので、それを一つ一つクリックしても良い。

 

ただ、今回は一括で有効化しようと思う。

各プラグインの左に四角いチェックボックスがある。

有効化したいプラグインのチェックボックスをクリックして、選択していく。

 

 

 

今回はすべて有効化するので、一つ一つのプラグインの記述の上に「プラグイン」と右側に書かれているチェックボックスをクリックする。

 

 

 

するとすべてのプラグインのチェックボックスにチェックがされることが分かる。

これでプラグインの有効化する対象が選択出来た。

 

 

プラグインの一括有効化

 

 

そこで、その上の一括操作をクリックすると、

 

 

 

選択可能なメニューが表示される。

その中も「有効化」があるので、それをマウスでクリックする。

 

 

 

そして、有効化が表示されていることを確認して、その右の「適用」ボタンをクリックする。

すると、殆どのプラグインの有効化が完了し、画面が切り替わる。

 

Akismet Anti Spam

Akismet Anti Spamを有効化するとAkismet Anti Spamの設定画面になる。

 

何度か書いた様に、コメントやメールアドレスがブログに記載されているとSPAMコメントやSPAMメールが大量に届く。

 

そういったSPAMを防ぐプラグインである。昔は比較的簡単に無料で使わせてくれたのだが、最近は一定の条件をクリアしたブログだけが無料の対象になる。

基本アフィリエイトブログは無料対象ではない。そのため、このブログでは、コメントを受け付けなくしたり、メールアドレスを公開しない形にしている。

 

なので、大量にSPAMが来て対処が難しくなければAkismet Anti SPAMは使わない。(そもそも有効化しない方が良いかもしれない。)

実は使おうと思ったら、使えるが信義上宜しくないので、どうしても必要にあったら、きちんとお金を払って使うべきだ。

 

今後Jetpackプラグインも無料での仕様に制限が掛かる可能性はあるので、その場合は同様の対応になる。

 

 

 

特に無効にすることもない。

 

 

インストールプラグインの確認

管理者メニューの「プラグイン」をマウスでクリックしてプラグインを表示してみる。

 

 

 

 

プラグインの左に青い線が書かれていることで有効化していることが分かる。

 

 

Jetpackの設定

この記事の最後としてJetpackの設定を行う。設定にはwordpress.comのアカウントが必要になる。wordpress.comの新規アカウント登録については下記の記事で説明したので参考にして欲しい。

 

wordpress.comに新規登録する

 

そしてアカウント登録しているwordpress.comにログインしておく。

 

 

wordpress.comとの連携

 

画面中央位にある「Jetpackを設定する」ボタンをマウスでクリックする。

 

 

 

しばらく読み込み中と表示される。

 

 

 

するとwordpress.comのアカウントが表示されるので確認した後「承認」ボタンをマウスでクリックする。

 

 

プランの選択

Jetpackは数多くの機能を提供しており、中には利用するためには費用が掛かるものがある。そこでいくつかパッケージが用意されており、そのパッケージを選択する画面が表示される。

 

 

 

画面を下にスクロールする。

 

 

 

 

 

すると「無料で開始」というボタンが表示される。

サイト統計情報やソーシャルメディアとの連携などは無料で使えることが分かる。

 

 

 

そこで「無料で開始」ボタンをマウスでクリックすることでwordpress.comとの契約が行われJetpackプラグインが利用可能になる。

 

 

JetPackプラグイン有効化の確認

ワードプレス管理メニューのJetpackをクリックすると、下記の様な画面が表示されればJetpackプラグインは有効化されている。

 

 

 

「Jetpack」メニューから「サイト統計情報」をクリックすると、今後ブログにどの程度の訪問者があったのか、どのページに訪問者が来たのかという情報が表示される。

 

 

 

インストール直後は何も表示されない。

 

 

まとめ

ワードプレスにはSEO対策やセキュリティ対策など第3者が機能を追加できるような仕組みが提供されており、プラグインと呼んでいる。プラグインはPHPで作成されたプログラムであり、簡単に追加削除が出来る。

 

エックスサーバーではインストール直後に「Akismet Anti-Spam」・「Hello Dolly」・「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」の3つのプラグインがインストールされている。

 

またこのブログでは以下のプラグインを導入直後にインストールする。

 

  • All In One SEO Pack
  • Classic Editor
  • Contact Form 7
  • Jetpack by WordPress.com
  • No Self Pings
  • WebSub/PubSubHubbub
  • WP Multibyte Patch
  • WP-CopyProtect

 

プラグインはインストール後に有効化することで利用可能になる。

 

プラグインの中には、Jetpackと言う無料で使える多機能なプラグインもあるが利用にはwordpress.comのアカウントが必要になる。

 

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